ブログって移動や休憩時間に書いた部分って後で見るとしっくりこない事が多い今日この頃です…。
本日の題材は、
受動的から能動的へ。
これはマーケティングを指しています。
世間的にはプル型プッシュ型戦略なんて呼ばれてるそうですが、今回の題材は少し違う見かたでお届けしたいと思います。
接客業は基本的に受動的な業態であると思います。
お客様が来るまで待つ。
店頭に立って声出す…。
店舗レベルでは打つ手は少ないように思います。
局所的にはサンプリングやメール、チラシ、ショップニュースなど、やらないよりやった方が良いレベルかと思います。
店舗レベルでは限界がある。
では、企業レベルで考えた時にどう能動的にマーケティングを仕掛けるか…。
よくあるのがテレビやネットCMや広告、SNSやインフルエンサーYouTuberの活用などがあります。
しかし、CMはコストも高く費用対効果も計算しにくい媒体のように思えます。
よく見かけるのが、企業イメージを大事にし過ぎて商品がよく分からない、下手すれば何を扱っている企業なのか分からないなんてCMもチラホラ見かけます。
そこには、CMを打つ事で認知度アップや売り上げアップするという希望的観測が存在するのではないでしょうか?
それは最大手企業ならまだしも、それを追随する企業においては、致命的なミスともいえます。
以前も述べましたがそれは1時間前にスタートした選手を追い掛けるマラソンのようなもので、同じ手法のマーケティングでは絶対に追いつけません。
では、どのようなマーケティングで最大手企業を追い掛けるのか?…。
そういう視点で見るとマーケティングは変わってくるかと思います。
そうなるとCMの内容はおろかCMをするべきか?までの議論になるように思えます。
少し脱線しますが。
これは私の隠し球、飯の種とも言える物なので具体的には言えませんが、最大手企業の共通点とは何か?
車、衣料、外食、様々な業種業態の最大手企業には共通点が存在します。
それが何なのか?それが分かると能動的マーケティングの在り方も変わるかと思います。
一つだけヒントを上げるならば、それは共通する顧客インサイトがそこには存在するという事です。
非常に分かりにくく難しい問題ですが、一度トライして頂けたらと思います。
話は戻して…。
それでは、能動的マーケティングの少しボヤかした具体的?な例みたいなモノを上げていきたいと思います。
例えば、タイアップ。
有名人やタレントさんを使ったタイアップ合戦を見かける業界をよく見かけますが、それタイアップする事が目的になってないでしょうか?
タイアップは、手段と目的を変えれば非常に有効な他社競合との差異を生むマーケティング戦略とも言えます。
では、必ず期日を決めて完売するタイアップを考えて下さい!となれば、タイアップの考え方も変わるかと思います。
最大手が従来のタイアップしているならば、私たちは違うモノをしよう!必ず完売!必ずお客様に喜んで貰えるモノは何か?
ヒントを述べるならば、それは世の中に景気や動向に左右されない顧客層も持つグループが存在するという事。
従来のセグメントでは、学生層や富裕層、ファミリー層などに分類分けしますが、そういう分類分けに属さない存在が世の中にはあるという事。
そこをどう取り込むか?
それは最大手には出来ない事かも知れません。
最初は奇策と言われ非常識と言われるかも知れません。
ただ最大手企業に勝つ為には、それを追随する企業の強みを活かすべきだと私は思います。
これは最大手企業には出来ない事。
あの企業は痒いところに手が届くなぁ!なんて言わだすかも知れません。
そう言われだせば、後は反転攻勢で最大手企業のシェアをガッツガツ削っていきましょう。
誰もやらないなら自分がやれば良い。
ただそれだけです。