昨今、何かと言えばハラスメント〜みたい風潮がありますよね!
その影響をモロに受けているのが指導、教育と言う分野かと思います。
従業員を指導したいが、言葉のチョイスを間違えば教えているつもりが話を聞くより、この指導はハラスメントだ!なんて思われ、指導するのが怖くなるみたいな話もチラホラ聞いたりもします。
しかし、人は他人に様々な事を教育、指導、指摘され成長するのも確かで、その成長の妨げてにこの何でもハラスメント風潮が妨げになっています。
そこで、指導=悪い部分指摘する、やコンコンと説教するなどの指導=指摘、説教などの考え方を変えてみてはどうかと私は思っています。
例えば、勤務態度が局所的に悪いスタッフなど、言葉遣いや待機姿勢などを指導する時どうするか?
言葉遣いを普通に指導する際は、もう少し丁寧な言葉遣いしてみようか?してくれるかな?などが当たり前感じでしょうか。
待機姿勢なら、もう少しビシッと立ってくれるかな?とか…。
これ自体はハラスメント感はありませんが、普通の指摘する指導である事に変わりはありません。
指導=指摘である。
それでは、もう少し違う角度、切り口からそれを見てましょう。
指導=指摘から指導=どうなって貰いたいか?
に変換する。
指導するのは、あくまでそのスタッフが悪い部分を直して欲しいという所から始まりますが、その悪い部分を良くなって欲しいと考えてみましょう。
直すのではなく良くなって欲しい。
すると指導法というのも変わってきます。
例えば、元気だけど言葉遣いが今ひとつのスタッフがいるとしましょう。
そのスタッフに、言葉遣い悪いな!って指導しても取り得の元気すら無くなる恐れがある。
そんな時は、接客凄い元気で素晴らしいね!あと言葉遣いがもう少し丁寧だと100点満点だね!!お客様にもっと喜んで貰えるよ!!
と、いうようなその悪い部分だけを指摘するのではなく、そのスタッフがどういうスタッフになって貰いたいか?そこから逆算して指導する方法。
手段と目的の履き違い。
目的がスタッフの改善であって、指導する事そのものが目的になっていないか?
今一度、指導方法とその目的を再確認されてはいかがでしょうか?
指導=スタッフの未来と考えてみましょう!